一度かかると完治することの無い、ヘルペス。なってしまったからには放置せずしっかりと治療してあげましょう。「バルトレックス」はそんなヘルペスの再発率最大限抑えることの出来る薬です。

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バルトレックスはヘルペスウイルスの増殖をおさえる薬で、バラシクロビルという成分が有効成分です。
ここではそんなバルトレックス、バラシクロビルの効果についてご説明します。

まず初めにウイルスは、細菌とはまったくの別物です。
サイズが細菌より小さいだけではありません。
細菌は細胞をもちますがウイルスは細胞をもちません。
ウイルスはタンパク質の殻とその内部に入っている核酸から構成されています。
単独では増殖することができず、他の生物の細胞に寄生することで増殖していきます。
また自分自身でエネルギーを産生することができず、寄生した細胞が作るエネルギーを利用しています。

ヘルペスは皮膚や粘膜に水ぶくれができるのが特徴です。
子供のころにかかる病気で「水ぼうそう」があります。
この原因は水痘・帯状疱疹ウイルスです。
そして病気が治ってもウイルス自体は体のなかから完全にいなくなるわけではありません。
何十年も体の中に潜伏し、免疫が低下すると「帯状疱疹」をひきおこします。

バルトレックスはヘルペスの原因であるウイルスの増殖をおさえる作用があります。
ウイルス感染細胞内で活性化し、ウイルスが寄生した細胞のなかでDNAの複製して増殖していくことを防ぎます。
ウイルスがDNAを合成するためには酵素が必要です。
その酵素をDNAポリメラーゼと呼びます。
この酵素の働きを阻害することができれば、ヘルペスウイルスが増殖することを抑制することができます。
バルトレックスにはヘルペスウイルスのDNAポリメラーゼの働きを阻害する作用があるのです。

ところでヒトの細胞にもやはりDNAポリメラーゼは存在します。
ところがバルトレックスはヒトのDNAポリメラーゼの働きは阻害せず、ヘルペスウイルスのDNAポリメラーゼのみ阻害するような性質を持っているのです。

ウイルスの増殖をおさえてヘルペスを治すにはウイルスがそんなに増えていない発症初期に用いるのが効果的です。
初期治療をすることができれば病状の悪化がおさえられるだけでなく治癒も早まります。

バルトレックスを使うのを慎重にしたほうがよい場合はあるのでしょうか。
まず患者が腎機能が低下している場合や高齢者の場合は、薬の排泄が遅れがちです。
そのため使用禁止とはなりませんが、投与間隔をあけるなどの対策が必要です。
また特定の薬との飲み合わせで副作用のリスクが高くなる場合があります。
痛風の治療薬であるプロベネシドや、免疫抑制薬、喘息治療薬などを服用している場合は注意が必要です。

このような特別な条件がなければ副作用は少ないです。
下痢や吐き気、発疹、めまいや眠気、頭痛などがでることがあります。

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